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JR中央線、新宿から15分、吉祥寺駅北中央口を線路に沿って新宿方向へ5分弱、3階建ビルの地下、他所では聴くことのないユニークなジャズをライブとCD,アナログ音源で楽しんで戴けるBar & Cafeです。

the Foxhole

■ライブスケジュール
■地図
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-32-11 タカムラビルBF
JR吉祥寺駅北口から中央線沿いに東へ徒歩約5分、左手(北側)。
tel 0422(20)5025

the Foxhole は2015.7月25日で閉店致しました。


Mail_ID
foxhole.1017@gmail.com
(各ライブご予約承ります。)
当日の予約は電話でお願いします。 

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6月のライブログ 3

6月25日(土) ブルース・セッション
雨に祟られた前回に比べると、梅雨季のこととて、曇天ではあったが、多くの参加者で活気あるブルーズ・セッションとなった。内容としても、オリジナル曲あり、即興のギター・チェイス、ハープ(ハーモニカ)・チェイスありと刺激的で、日頃蓄えたアイディア、磨いた技を、参加者一人、一人が披露する等、充分に実りある成果を残し、楽しく盛り上がった夜であった。特に、フランス人を含む、白系外国人の方々の参加もあり、今日のブルーズの在り方、方向性を垣間見る思いがした。ジャズ・シーンでは、80年代にウィントン・マルサリスが登場、ジャズ・メディアの強力なプッシュも功を奏し、土と汗の臭いする、創造芸術であった筈のそれまでのジャズから洗練されたアフロ・アメリカンの伝統芸能へと姿を変えた。今やクリエィティブななジャズ・シーンはひと握りのアフロ・アメリカ人、白系アメリカ人、ヨーロッパ人、日本人に委ねられている。ジャスのルーツとも言えるブルーズの世界でも同様な状況が危惧される。夭折したブルースマン、スティーヴィー・レイ・ヴォーンを例えるなら、スタイリッシュなカッコ良さも然ること乍、確かなテクニックと共にある創造的思索、そして内奥に潜む不屈の反骨精神が聴く人、後に続くブルーズマン達の心を突き動かすのだ。これこそがブルーズ魂なのであろう。大衆化、エンターティメント化が否定、批判されるべきではないが、精神文化として、創造芸術としてのアフロ・アメリカン音楽の熱く燃える魂の火を消してはならない。奇しくも、その夜はブルーズ・セッションの世話役のひとりの御父上の通夜となった。ご冥福をお祈りすると共に全てのブルーズ・マンに生有る限り燃える思いをブルーズに託して欲しいと願った。「一度きりの人生だ!熱く生きようぜ!」先にこう書いたことがある。ブルーズを愛する人々を”グレート・マイノリティ(絶対少数派)と・・・”唯、説明を付け加える必要がある。それは、グレート・マイノリティのグレートには、深い敬意と尊厳を込めたもの・・・と理解して戴きたい。
"Have mercy on them!"

6月30日(木) 宮崎達也(as) 森本雄也(ts) 寺尾陽介(b) 新谷芳勇(ds)
その夜、宮崎達也は愛用のアルト・サックスと共にソプラノ・サックスとフルートを携えやつて来た。ザ・フォックスフォールでのマルチ・リーディスト・デビューだ。クールな(かっこ良い)自作曲をいつもに増してホットにブロウする。誰の影響下にあるのか推し計れない、野暮な詮索をするより、元祖森本派と呼ぶのが良いかも・・・テナー・マン森本雄也。癖の無いプレイで自らの役割をしっかりこなす。幅広いジャズに対応出来るタイプだ。将来が嘱望される。幅広いジャズに対応出来るのはリズム陣も同様だ。ビ・バップから今日のスタイル迄何でもこなせるのだろう。今回はやや控えめにリズム・キープに徹していたドラマーの新谷芳勇。その分気を吐き?力強いプレイを見せたのがベーシスト寺尾陽介だ。相性の良い、息のあった壮快なリズムだ。進化の過程をひと捲りする思いの良いライブであった。
by foxhole2010 | 2011-07-04 15:55 | ライブ・ログ